本を裁断機でカットできる厚さに分解します。毛引きがある場合は、毛引きで本の背に筋を入れます。
刃の出る分量(竿と言うらしいです)の高さを裁断機が1回に裁断できる枚数位にセットして、刃を次のような感じで本の背に当てて手前に引いて筋を入れます。一回で深く入らない場合は、何度かやって深く筋を入れます
刃を背に当てて
手前に引きます
毛引きがない場合は、力で引きちぎることになります。1回に裁断できる枚数が40枚だったら、80ページくらいのところで開きます。
手で左右に引きちぎります。筋が入っている場合は楽ですが、そうでない場合は結構力のいる作業です。あまり力を入れすぎると、最後の方で、本文に切り込んでしまって、しっぽのようなものがついてしまいます。その部分は、再製本時に糊が乗らなくなりますので注意が必要です。
何度か繰り返して、すべてのページを裁断機で裁断できる厚さに分解します。