電子書籍の作り方やコツについてまとめたサイトです。コピー本・配布資料・図面の製本、傷んだ本の修理・修繕・修復、電子書籍化で裁断した書籍の復元の方法もあります

製本機(固定具)の作り方1

[`evernote` not found]
Pocket

製本の時に本を固定するための製本機(固定具)の作り方です。2つあった方が、1冊の本のボンドをさます間に、もう1冊の作成に取りかかれるため、効率的に作業ができます。というわけで、2つ作ることを前提に説明します。(1つ作るのも2つ作るのも手間はそれほど変わりません)
完成型完成型
<材料(2つ分です)>
すべてホームセンターで手に入ります。

  • 板 (長さ50cm位、幅 6cm位、厚さ 1.5cm位) × 4毎
  • ボルト 8cm×4
  • 蝶ナット 4個
  • ワッシャー 8個

 

材料

 

板の長さは作りたい本のサイズによりますが、A3まで対応できるようにするには、50cmは必要です。(A3幅は42cmなので)
板の材質は何でもいいと思いますが、堅いものの方がよいようです。厚い本を固定する場合だと左右のナットで締めたときに、板がしなってしまって、真ん中の部分に隙間が空いてしまいます。僕のは杉板ですが、そうなってしまっています。厚さは1.5cm位と書きましたが、もしかしたらもっと厚い板の方がよいのかもしません。
真ん中がふくらむしなって真ん中がふくらんでいるのわかりますか?
ボルトの長さは作りたい本の厚さによります。8cmだと、頭の部分と板の厚さを引いて、だいた4cm位の厚さの本まで固定できます。
ビスとナットボルトとワッシャーと蝶ナット
<用意する道具>

  • ドリル(ボルトを通す穴あけ用)
  • 作業台(まな板とか木っ端とかでもOK)
  • キリ(ドリル穴あけ前の目印用)
  • 鉛筆(工作時の印付け)
  • 物差し
  • マジックペン(ゲージを書き込むため)
  • リーマー(ボルト穴を大きくするため。ドリル刃がボルトサイズなら必要ありません)
  • 粘着テープ(一時的に固定するため。セロテープでも何でもいいです)
  • 裁断機(物差しがわり、なくてもよいです)

用意する道具

[`evernote` not found]
Pocket

PAGETOP
Copyright © 2009-2015 お金と手間をかけずに本から電子書籍を作成する All Rights Reserved.