とにかくこれがピカイチです。
探したい情報が瞬時に見つかるのはもちろんですが、本の中身を全文検索できるようになると、死蔵していた本が日の目を見るケースがでてきます。そのときはピンとこなかったことも、今になって読み返してみると、なるほど!とか、これが知りたかったんだ!とか思わぬ発見があります。
ただし、過剰な期待は禁物です。コンピューターの文字認識は人間のようにはいきません。文字のデザイン自体も明朝体(はねとかはらいとかがあるやつ)やゴシック体(かくかくなやつ)などいろいろありますし、写真の上に文字が載っていることや、縦書き横書きなど構成的にもいろいろありますよね。
「i」(あい)「l」(える)「I」(大文字あい)「|」(OR記号)なんかは人間には、前後の文脈でどの文字なのかがわかりますが、コンピュータにとっては、同じようなデザインなので認識が苦手です。
ですので、結構間違った認識をしていても、まあ、その辺は大目に見て、コンピューターに歩み寄った検索をする必要があります。