僕は、ソフトウェア開発を生業としている会社のサラリーマンです。職業柄、コンピューター関連の参考書、技術書を買うことが多いのですが、それらは、ぶ厚くて重いものが多く、持ち運びには不便です。仕事で使うために会社に持って行っちゃうと、家で(持ち帰り残業でとか。。。)眺めたいときには手元にないというジレンマが発生してしまいます。かといって、持ち運んで、家と会社を往復するには荷が重過ぎます(まさに!)。
また、厚いがゆえに、必要なことがどこに書いてあったのか(または、どの本に書いてあったのか)を忘れるということも多いです。何か問題にぶつかったときに、「棚のこのへんの本のどこかに書いてあったはず、、、」とか「この本の中のどこかに書いてあったはず、、、」というところまでに思い出せるのですが、なかなか該当箇所までたどり着くことができず、結局はあきらめて悶々とネット検索するはめになったことがたくさんあります。(まあ、たいてい後から該当箇所の書いてある本を見つけても、思ったようなことが書いてなくてがっかりすることの方が多いんですがね)。
そんな問題を解決してくれたのが、本の電子ファイル化(電子書籍化)です。本をドキュメントスキャナーで読み込んで、PDFファイルにしてしまいます。ファイル自体は結構なサイズになりますが、今の大容量HDD時代にとってはたいしたことありません。ファイルなので、DVD-RやCD-Rに焼いてしまえば持ち運びにも便利です。
また、PDFファイルにはテキスト情報が埋め込まれますので、本文の検索も可能です。当たりをつけたPDFファイルの検索だけでなく、複数のPDFファイルを横断した検索もできますので、いわば本棚の中を全文検索しているような感じです。これで、”どこに書いてあったんだっけ”問題も解決です。